【岐阜県中津川市】コダマプロジェクト新拠点誕生|築120年古民家の活用がはじまる

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山道をドライブするのは久しぶり。この日は晴天で、夏を迎える前の新緑が太陽に照らされ、まぶしく輝いていました。

そんな日に私が向かったのは、岐阜県中津川市にある築120年以上の古民家。ここで「この場所をどう活用するかを一緒に考える会」が開かれると聞き、足を運びました。

ジブリの世界観を味わえる古民家

キトヒト(木と人)天然木一枚板家具の魅力と使用方法や樹木知識、自然を愛する人へ送る木を使ったインテリアの情報 | 【岐阜県中津川市】コダマプロジェクト新拠点誕生|築120年古民家の活用がはじまる

「この道で合ってるよね?」と少し不安になりながら山道を進み、くねくねと続く坂を登っていくと——
その先に現れたのは、まるでジブリの世界のような木のトンネル。そこを抜けた瞬間、視界が一気に開け、圧倒的な自然が広がります。

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家の前には水をたたえた田んぼ。その上には、ぽっかりと浮かぶ空と雲。思わず「眼福…」とつぶやいてしまうような、贅沢な景色でした。

この古民家は「コダマヴィレッジ(仮)」と名付けられた、築120年以上の日本家屋。およそ10年もの間、空き家の状態が続いていたそうです。

コダマプロジェクトの新しい拠点

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今回、この場所を活用するのは「上流の山」と「下流の街」をつなぐことをテーマにしたコダマプロジェクト
人と人、資源とアイデアを結び、新しい価値を生み出す拠点として、この古民家を再生しようという取り組みです。

土間に一歩足を踏み入れると、ひんやりとした空気に包まれます。外とはまるで別世界。
玄関を上がって見上げると、いろりの煤で燻された梁や天井が広がり、年月を重ねた建物ならではの味わいが感じられます。

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1階には8畳ほどの部屋が3つ、奥には床の間。玄関を挟んで反対側には、キッチンとお風呂があります。
2階へ上がると、窓の向こうには山あいの景色が一望でき、思わず深呼吸したくなるような開放感があります。

かつて養蚕が行われていた名残もあり、2階の一角には当時の道具がそのまま残されていました。
この土地の歴史が、静かに息づいているのを感じます。

素材×アイデアで古民家を使う

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この日は約20人が集まり、会場は終始にぎやかな雰囲気。
それぞれの分野で活動する人たちが、「この古民家をどう活かせるか」に思いを巡らせていました。

今回の会のテーマは、
「古民家を見て、感じて、未来を一緒に“妄想”すること」

たとえばこんなアイデアが挙がっていました。

・ものづくりのショールーム
・展示会スペース
・マルシェやイベント会場
・期間限定のカフェ など

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プロデューサーの水野さんは「コダマヴィレッジ」の未来像をこう話します。

「山で生まれる素材と、街で生まれるアイデアを持ち寄って、みんなでつくる“共創フィールド”にしていきたい」

また、敷地には畑もあるそうで、農業や食に関わる取り組みも期待できそうです。

古民家から生まれる新プロジェクトに大きな期待

キトヒト(木と人)天然木一枚板家具の魅力と使用方法や樹木知識、自然を愛する人へ送る木を使ったインテリアの情報 | 【岐阜県中津川市】コダマプロジェクト新拠点誕生|築120年古民家の活用がはじまる

近年は、自然に囲まれた暮らしやスローライフへの関心が高まり、地方移住や古民家再生に注目が集まっています。
コロナ禍を経て、暮らし方を見直した人も多いのではないでしょうか。

そうした流れの中で、このような自然豊かな集落は、「憧れの場所」としての価値を持ち始めています。

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ひっそりと佇む山あいの古民家。
ここからどんな人が集まり、どんなアイデアが生まれていくのか。

空き家だった場所が、新しい価値を生む拠点へ。

これからの変化が、とても楽しみです。
コダマプロジェクトの今後の展開に、引き続き注目していきたいと思います。

■コダマプロジェクト

https://kodama-p.com/

コダマプロジェクトとは?地域材活用の取組みと体験型家具・小屋「コダマベース」|ウッドデザイン賞受賞歴も

Matsuoライタープロフィール
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古道具や古着、古民家など“お古”に惹かれるライター。雑誌、webを中心にまちづくり、ものづくり、グルメ、音楽、著名人インタビューなど多ジャンルの取材・執筆を手がけています。生活者の視点で、身の回りの“木”に関する話題をお届けしていきます。

水野 照久監修者
名古屋で創業60年を迎える家具店の代表。2代目代表として約30年「家具は人をシアワセにする」を理念として、木を素材としたいくつかのブランドをプロデュースし、新しいモノづくりにデザイナーと作り手と取り組む。