すっかり秋の深まりを感じるようになったこのごろ。秋といえば、楽しみなのが紅葉です。
紅葉の代表格で思い浮かべるのはモミジとカエデ。似たような樹木ですが、違いって何?と思われる方もいらっしゃると思います。
実は両者に違いはありません。植物学的にはモミジもカエデもムクロジ科カエデ属。真っ赤に色づくイロハモミジも植物学的にいえば「カエデ」と呼ぶほうが正しいというわけです。

現在、日本に自生しているカエデは26種類ほど。庭木としても人気が高く、私たちの目を楽しませてくれます。そんなカエデですが、観賞用としてだけでなく、家具にも使用され身近な樹木として親しまれています。
主にダイニングテーブルやイスとして使われることが多く、頑丈で重厚感があるのが特徴。スベスベしていて色白、艶やかな光沢をもつカエデは、“木の真珠”とも呼ばれているそうです。(私のお肌もこんな感じだったらいいのに…笑)
手触りは滑らかで、緻密な木目には透明感があるのでナチュラルなインテリアにしたい方にはおすすめの木材。癖のない色なのでほかの樹種や異素材とも組み合わせがしやすく、オールラウンダーな木材といえそうです。

ボーリング場やダンスフロアにも使用されるほど頑丈で、傷がつきにくいのも特徴。小さなお子さんがいる家庭やペットがいても、気にすることなく使えそうですよね。
経年変化により、少しずつ飴色になっていくのも魅力。より深みを増していく過程も含めて楽しめる木材です。
まれにバーズアイ(鳥眼杢目)とよばれる模様が浮き出ているものがあります。これらは希少価値があるため高額で取引されているようです。照明にも映える斑紋、ちょっと興味がわきますよね。

ちなみに、カエデを英語にすると「メープル」。メープル材と同じなの?と思う方もいるかもしれませんが、厳密にいうと違います。
建築や家具業界では、国産のものは「カエデ」、外国産の輸入材を「メープル」と呼んで区別しています。メープルで連想するのがカナダですが、カナダのメープル材は「サトウカエデ」という樹種で、メープルシロップが採取できる木です。加工している時は甘い香りがするそうですよ。

日本ではカエデのほかにも様々な樹木が紅葉しています。ケヤキ、ナラ、サクラ、ニレ、タモなども紅葉するんですって。色づく樹種が多いため、日本は他国と比べても紅葉が綺麗だといわれています。赤や黄色に色づく景色を眺めながら、深まる秋を感じてみたいものですね。(ま)







岐阜の銘木「東濃ひのき」を使用したラティスは、デザインとしての役割だけでなく、構造材としての機能をもち、建物を支えています。

最近、木曽檜や黒檀といった銘木の端材を使用したお箸が人気を集めているようです。銘木のお箸には鮮やかな色彩や綺麗な木目の物があり、値段は5千円から7万円もする高級品まであります。お箸は普段の生活でよく使う物ですし、贈り物などにもちょうど良さそうですね。家具店でオーダーメイドができるお箸もあり、長さや太さ、形状などを選んで作ってもらえるようですよ。
日本の割り箸の消費量はどれぐらいなのでしょうか? ピーク時の年間消費量は約250億膳といわれています。2007年以降は減少していて、現在は年間約200億膳(国民1人あたり年間約150膳)となっているそうです。計算すると、2〜3日に1膳のペースで割り箸を消費していることになります。













