いきなりですが、動かせるタイニーハウス「コダマベース」のメリットを並べてみようと思います。

- 構造・外・内装材の木、合板、積層材は 全て上流の岐阜県東白川村で育った、東濃スギや東濃ヒノキで作られています。
- トラックで運んで、駐車場一台分のスペースに設置できる、確認申請のいらない、固定資産税がかからない、動かせる小屋です。
- 基本仕様のベーシックモデルは、内部に何もない仕様。好きな家具や設備を置いてすぐに使えます。
- 床はヒノキの無垢材、壁面は針葉樹合板なので、棚を付けたり自分好みにカスタマイズが可能です。
- 断熱材が入っていて、エアコン1台で快適に過ごせます。

これで価格はいくらくらいだと思いますか? ベーシックタイプは319万円(税込)です。高いか安いか、感じ方は人ぞれぞれですよね。
「コダマベース」を選んだ人から聞くと、一番の決め手はコスパの良さだといいます。その費用対効果はどれほどのものなのでしょうか。ひとつずつ検証してみたいと思います。
「コダマベース」の決め手はコスパの良さ
「ちょっとした空間がもうひとつ欲しい」と思ったときに、タイニーハウスは有力な選択肢となります。ただ、新しい部屋を普通に増築する場合と何が違うのでしょう。
例えば、今ある家の一階に6帖の部屋を増築する場合、費用は200~300万円といわれています。あれ?コダマベースのほうが高いじゃん!と思いますよね。ただ、家の改築となると既存部分の壁や床、隣接部分の補修費用が上乗せになることがほとんど。工事中は隣接する部屋を使用できない、といった不便なことも起こります。

耐震性能を落とすことなく増築しなくてはいけないので、建築知識・技術を持った工務店に依頼する必要があります。つまり工務店によって、価格がかなり左右されるということも念頭におかなくてはいけません。
また、家の増築なので確認申請に15~20万円、増築登記にも7~10万円、固定資産税も2万円ほど増額となります。

一方で、コダマベースの場合↓
- トラックで運搬、設置は1日で完了
- 確認申請・固定資産税不要(法律上は「工作物扱い」)
- 庭や別荘地、都市近郊の空き地にも対応

めんどうな手続きや不便を感じることなく、ある日突然、駐車場1台分のスペースに離れを1つ増やせる、それがコダマベースです!
国産材100%の動かせる小屋
では続いて素材について。
岐阜県東白川村で育った由緒正しい東濃スギ・東濃ヒノキがふんだんに使われています。

岐阜県で生産される杉は主に長良川流域に多く生息していて、木目の美しさには定評がある素材です。
そして東濃ヒノキといえば、ブランド材として全国にその名を知られています。木材の王様といってもいいかもしれません。艶のある淡い木肌は香り高く、強度に優れているのが特徴です。

「コダマベース」は、構造・外装・内装すべてにこれらの良質な国産材を使用しています。本格的な国産木造タイニーハウスって、探してもなかなかないものなんですよね。森の循環の中から生まれる「国産材100%の動かせる小屋」。かなり心惹かれるものがあります。

床、天井、壁の断熱材が標準仕様
さらに私がコスパいいと感じたのは、断熱材が入っていること!
タイニーハウスで検索すると、300万円台で購入できるものはあるものの、断熱材が入っていない場合がほとんどです。
倉庫として使うだけならいいのですが、人が快適に過ごそうと思うと、真夏の酷暑はエアコンなしではいられないですよね。寒暖差が厳しくなっている今の環境から考えると、断熱材は不可欠。標準仕様で床、天井、壁に断熱材が入っているのは、かなりコスパがいいのではないかなと感じます。

もうひとつの小さな拠点
費用対効果の面からみた「コダマベース」。いかがでしたか?
「大きな家より2つの小さな拠点を持つ」というライフスタイルが広がりつつある今。「コダマベース」は、まさにその発想に寄り添ってくれるアイテムかもしれません。
維持費もなくリフォームのような負担もない。国産材を使うことで森の循環にも役立っている。費用だけでなく環境維持の面からみてもコスパが良いといえるのではないでしょうか。

【コダマベース/ベーシックタイプ】
| 延床面積 | 8.8㎡(5.5帖) |
| 柱/ 梁/ 土台/ 大引 | 桧105×105 |
| 断熱材 (天井/壁) | グラスウール16kg t100 |
| 断熱材 (床) | 押出法ポリスチレンフォームt 50 |
| 鉄骨基礎 | H-100×100×6×8 |
https://kodama-p.com/category/item/architecture/


