なぜクマが人里に?木とともに暮らす私たちが考えたい森の循環のこと

投稿日カテゴリーALL BLOGBREAK OUTDIYリビング空間に合う暮らしの提案天然素材 木のテーブル

クマのニュースから考える、森と暮らしのバランス

キトヒト(木と人)天然木一枚板家具の魅力と使用方法や樹木知識、自然を愛する人へ送る木を使ったインテリアの情報 | なぜクマが人里に?木とともに暮らす私たちが考えたい森の循環のこと

最近、毎日のように「クマの出没」のニュースが流れてきますよね。本来なら森の奥で静かに暮らしているはずのクマたちが、人の住む場所に姿を見せる――。それは、森が変化しているサインでもあります。

森が元気であれば、クマも、木も、人も、心地よい距離で暮らせる。けれど、手入れの行き届かない森が増えると、木々は弱り、動物たちは食べ物を求めて人の暮らしのほうへ近づいてしまう。「森と人とのバランス」が、少しずつ崩れているのかもしれません。

 

昔の人たちは森と生きていた

キトヒト(木と人)天然木一枚板家具の魅力と使用方法や樹木知識、自然を愛する人へ送る木を使ったインテリアの情報 | なぜクマが人里に?木とともに暮らす私たちが考えたい森の循環のこと

昔の日本では、木はとても身近な存在でした。家は地元の木で建て、壊れたらまた同じ土地の木で直す。山の間伐材は薪や炭として使い、灰は畑の肥料に。すべてが地産地消の循環の中にありました。

「木を伐ってしまうことは、悪いことなんじゃないの?」と考える人もいるかもしれませんね。でも実はその逆。間伐や植林など、人の手を入れることで森は呼吸を取り戻します。光が入り、木の実や草花が育ち、動物たちが戻ってくるのです。地域の森の木を使うことで、森は手入れされ、豊かな環境が保たれていたのです。

キトヒト(木と人)天然木一枚板家具の魅力と使用方法や樹木知識、自然を愛する人へ送る木を使ったインテリアの情報 | なぜクマが人里に?木とともに暮らす私たちが考えたい森の循環のこと

“木を伐ること”と“森を守ること”が、ちゃんとひとつの流れの中にあった――それが、昔の人たちの知恵でした。

 

木の循環をつなぐ暮らしへ

キトヒト(木と人)天然木一枚板家具の魅力と使用方法や樹木知識、自然を愛する人へ送る木を使ったインテリアの情報 | なぜクマが人里に?木とともに暮らす私たちが考えたい森の循環のこと
座卓の再生・循環を目指す「rewood」の座卓の脚をリメイクしたキッチンカウンター

私たちは、木を新しく伐ることだけでなく、すでにある木を活かすことにも目を向けています。
たとえば、長年使われてきた座卓を、今のライフスタイルに合わせてリメイク。脚の高さを調整したり、天板を磨いてモダンな質感に仕上げたりすることで、「懐かしさ」と「新しさ」が調和した家具として生まれ変わります。

キトヒト(木と人)天然木一枚板家具の魅力と使用方法や樹木知識、自然を愛する人へ送る木を使ったインテリアの情報 | なぜクマが人里に?木とともに暮らす私たちが考えたい森の循環のこと
不必要な伐採を減らし計画的な森林循環を目指すために生まれた「rewood」

こうした再生・循環のものづくりは、木に宿る時間を次の世代へと受け渡す、小さな森づくりでもあります。

 

木をきちんと使うことが森を守ること

大切なのは、どんな木を、どう使うか。木を上手に使いながら、森を次の世代へつないでいく。それが、これからの“木のある暮らし”です。

キトヒト(木と人)天然木一枚板家具の魅力と使用方法や樹木知識、自然を愛する人へ送る木を使ったインテリアの情報 | なぜクマが人里に?木とともに暮らす私たちが考えたい森の循環のこと
rewood1500ダイニングテーブル

 

木をきちんと使うことが、森を守ること。木のぬくもりを感じながら、森が育つ時間にも思いを寄せてみる――それが、これからのやさしい共生のカタチといえるのかもしれませんね。

キトヒト(木と人)天然木一枚板家具の魅力と使用方法や樹木知識、自然を愛する人へ送る木を使ったインテリアの情報 | なぜクマが人里に?木とともに暮らす私たちが考えたい森の循環のこと
rewood1500ダイニングテーブル
Matsuoライタープロフィール
キトヒト(木と人)天然木一枚板家具の魅力と使用方法や樹木知識、自然を愛する人へ送る木を使ったインテリアの情報 | なぜクマが人里に?木とともに暮らす私たちが考えたい森の循環のこと
古道具や古着、古民家など“お古”に惹かれるライター。雑誌、webを中心にまちづくり、ものづくり、グルメ、音楽、著名人インタビューなど多ジャンルの取材・執筆を手がけています。生活者の視点で、身の回りの“木”に関する話題をお届けしていきます。

水野 照久監修者
名古屋で創業60年を迎える家具店の代表。2代目代表として約30年「家具は人をシアワセにする」を理念として、木を素材としたいくつかのブランドをプロデュースし、新しいモノづくりにデザイナーと作り手と取り組む。