仕事や家事を終えた後、1日の疲れを癒してくれるバスタイム。
お風呂でお気に入りの音楽を聴いたり、何も考えずにのんびりしたり、人それぞれの時間の過ごし方がありますよね。
僕は色々な種類の入浴剤を使うのが好きで、その日の気分に合わせて花や果物の香りを選んで楽しんでいます。
なかでも、ヒノキの香りはおすすめです。
以前、このブログでもヒノキの効能について紹介しましたが、ヒノキなど多くの樹木には「アルファピネン」という成分が含まれています。
アルファピネンにはリラックス効果を促し、睡眠の質を上げる、疲労回復や免疫力を高めるといった効果が科学的にも証明されているのです。
温泉や温浴施設に行けばヒノキ風呂に入る機会はあるかと思いますが、自宅でも簡単にヒノキの香りを楽しむことはできます。
たとえば、ヒノキのオイルを湯船に垂らすという方法。
先ほどもヒノキの香りはリラックス効果があると話しましたが、ヒノキのオイルは気分的なものだけでなく、肉体的な疲れに対しても効果があるんです。具体的な効果として、血行促進の作用があるため、肩こりや冷え、むくみの改善などが挙げられます。
また、ヒノキのオイルには「アルファカジノール」という成分が含まれ、免疫力を上げてくれるので、アレルギー性鼻炎に対しての効果も期待できるそうです。ハウスダストや花粉症にお悩みの方は試してみるといいかもしれません。
他にも、ヒノキの葉から採取したオイルが染み込んだウッドキューブは、湯船に浮かべることで天然のヒノキの香りを感じられるアイテムです。
使い終わったら乾燥させておくことで、2~3回繰り返し使うことができるのも嬉しいところ。それでも香りが薄くなってきたら、表面を紙やすりで削れば香りが復活するそうなので、繰り返し使えて便利ですね。(ユ)
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Matsuoライタープロフィール
古道具や古着、古民家など“お古”に惹かれるライター。雑誌、webを中心にまちづくり、ものづくり、グルメ、音楽、著名人インタビューなど多ジャンルの取材・執筆を手がけています。生活者の視点で、身の回りの“木”に関する話題をお届けしていきます。
水野 照久監修者
名古屋で創業60年を迎える家具店の代表。2代目代表として約30年「家具は人をシアワセにする」を理念として、木を素材としたいくつかのブランドをプロデュースし、新しいモノづくりにデザイナーと作り手と取り組む。