【シリーズ木育】木にふれて遊ぶ! 森林のまち岐阜県の木育施設「ぎふ木遊館」

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緑あふれるまち岐阜県。

飛騨地方には御嶽山、乗鞍岳、奥穂高岳など、標高3,000mを超える山々がそびえ、美濃地方には木曽川、長良川、揖斐川が流れる自然に囲まれた地域です。土地面積に対する森林面積の割合は高知県の83.8%に次いで81.2%と全国2位! 豊かな水源に囲まれた土地は、スギやヒノキがのびのびと育ち有数の木材生産地となっています。

山と清流、森林にかこまれた岐阜県

 

 

そんな岐阜県にある「ぎふ木遊館」をご存じですか?

県産材で作った10種類の大型遊具や100種類以上の木のおもちゃが並ぶ木育施設です。

樹齢400年のスギの巨木をくりぬいたトンネルがあったり、木の実を転がして音遊びを楽しむ大型版「クーゲルバーン」や、木の滑り台型遊具があったりと、夢中になる遊具がたくさん!

樹齢400年のスギをくりぬいたトンネル

 

2歳未満の子どもと保護者専用の「赤ちゃんひろば」には「木玉プール」が。岐阜県産のヒノキと6種類の広葉樹の木の玉を入れたプールに足を突っ込んだり、体を埋めたりして、全身で木の感触や香りを感じることができますよ。

 

「赤ちゃん広場」の床は厚さ30mmのスギの無垢材。ハイハイする赤ちゃんの手足を優しく刺激します

 

「ぎふ木遊館」のコンセプトは、“はらっぱ”のような場所。

どうやって遊ぶかは自由。子どもならではの柔軟な発想でみずから遊び方を見つけ、考えながらのびのびと遊ぶことを目的としています。

各エリアを行ったり来たりしながら、遊びを通して自然とのつながりを感じられる仕掛けもちりばめられています。

自然の形状を活かした「森のおうち」。ほかにも好奇心と冒険心を刺激する遊具がたくさんあります

 

子どもは大人よりも感覚が敏感。木とのふれあいは子どもの五感に働きかけ、感性豊かな心の発達を促すといわれています。

目で見てふれて、音を聞く―。同じ木なのに色や木目が違っていたり、香りが違ったり。森の中で遊ぶように自然とふれあって豊かな感性を育みたいですね。

☆「ぎふ木遊館」は現在事前予約制です。申込はWebから。詳しくは公式HPをご覧ください。

 

「ぎふ木遊館」gihttps://mokuyukan.pref.gifu.lg.jp/

 

 

 

 

【シリーズ木育】木育は「かきくけこ」。

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先日、近くにできたイオンモール Nagoya Noritake Garden(イオンモール名古屋ノリタケガーデン)に出かけてきました。
「自然と自然になれる場所」をコンセプトに掲げているとあって、緑に囲まれた造りになっていて、ショッピングだけでなく晴れた日には外を散策するのも楽しめる場所でした。

さて、そこで見つけたのがこちらの「もくいくひろば」。小さな子どもを遊ばせるパパママたちの姿がありました。そんなに広いスペースではないものの、木でできた広場を裸足になって遊ぶ子どもたちの姿が印象的でした。

この「木育」という言葉、最近よく耳にしますね。2004年に北海道が提唱された言葉だそうで、木に触れることで感性を高め、人や自然に対する思いやりや優しさを育むことを目指す取り組みのことをいいます。
今では各自治体が、オリジナルの施策を掲げて木育に取り組んでいますし、保育園や幼稚園では、教育に木育を取り入れているところも増えています。

なぜ、木育が注目されているのでしょうか。
まずは、「子どもの五感が刺激される」という点。幼少期は、大人よりもずっと感覚が鋭敏ですよね。この時期に木に触れることは、五感を成長させるのに効果があるといわれているのです。木のにおいにはリラックス効果もあることから、ストレスを軽減させ、集中力を高める作用もあるそうです。

日常的に木とふれあうことで、命を意識し優しさを育む点も木育のメリットといわれています。人工物ではない自然の恵みを身近に感じるのは大切なことですね。

ただ「木育」の本質は、暮らしや遊びに木を取り入れるだけで終わりではありません。具体的な内容は「かきくけこ」に示されているので紹介してみましょう。

か 「環境を守る」
き 「木の文化を伝える」
く 「暮らしに木を取り入れる」
け 「経済を活性化させる」
こ 「子どもの心を豊かにする」

世界に誇る木工技術をもつ日本。その技術と文化を伝えていくことも大切なこと。ものづくりを通じて木の文化を伝承していくことや、森林・林業・林産業を元気にさせ、山村・里山の経済を活性化させることも「木育」の大きな目的です。

大きな目的を念頭におきつつ、「積小為大」。「小を積みて大と為す」です。私たちにできる「木育」探しからはじめてみましょ。(ま)