快適なソファの選び方。高さと奥行について

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快適なソファ、といっても人それぞれですよね。

家族構成やそこで何をするのか、どこに置くのかによっても変わってきます。

デザインだけでなく座り心地のよさ=フィット感は、ソファに求められる最も大きな要素。抑えておくべきポイントをまとめてみました。

 

まずはソファの高さについて。座面の高さは座り心地の良さに直結する重要な要素です。

 

◆座面の高いソファ◆

座面が高いソファの場合、立ったり座ったりする動作が楽にできるというのが一番のメリット。座面が低いと立ち上がる時に“どっこいしょ”状態になって、腰に負担がかかりやすいとされています。腰痛の心配がある人や、高齢の家族がいる場合は、床面から30cm~45cmの座面が高めのソファを選ぶのがおすすめです。

ソファで食事をしたり仕事をすることが想定される場合も、座面は高めのものを選ぶのがいいとされています。

 

 

◆座面の低いソファ◆

床面から座面のトップまでの高さが20cm以下と低めのものをフロアソファといいます。

足がなく床に直接座面を置くタイプのソファは、小さな子どもがいたりペットを飼っている家庭におすすめ。落下の心配もなく、安心して使うことができます。また、床に足を投げ出して座ることができるので、よりゆったりとした座り心地を得ることもできます。

テレビを見たり横になったり、リラックスタイムに使用するのであれば低めのソファがいいかもしれませんね。

ローソファの場合、圧迫感がなくお部屋を広く見せてくれるのも特徴です。

 

◆奥行◆

高さのほかにも重要なのが奥行。一般的なソファの奥行はだいたい100cmくらいのものが多いのですが、一般的に座面の高いソファは奥行が浅く、低いソファは奥行が深く設計されています。

ソファとセットでローテーブルを使う場合は、座面が高めで奥行の浅いものを選べば、テーブルに置いたものを取りやすく、使い勝手がよくなります。

冬にコタツと併用したいという場合はローソファをチョイス。足元を暖めながら最高のリラックスタイムが過ごせそうですね。

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ここ数年ですっかり定着した北欧家具ブーム。ソファも、どっしりしたものより、足が華奢ですっきりとしたデザインのものが好まれる傾向にあります。

デザイン性と合わせて、高さや奥行といった機能面もチェックして快適なソファを探してみてください。

次回は座面の素材についてお伝えしようと思います。(ま)

 

 

 

 

 

Matsuoライタープロフィール
古道具や古着、古民家など“お古”に惹かれるライター。雑誌、webを中心にまちづくり、ものづくり、グルメ、音楽、著名人インタビューなど多ジャンルの取材・執筆を手がけています。生活者の視点で、身の回りの“木”に関する話題をお届けしていきます。

水野 照久監修者
名古屋で創業60年を迎える家具店の代表。2代目代表として約30年「家具は人をシアワセにする」を理念として、木を素材としたいくつかのブランドをプロデュースし、新しいモノづくりにデザイナーと作り手と取り組む。