限られた空間におすすめの家具の選び方

投稿日カテゴリーALL BLOGリビング空間に合う暮らしの提案

限られたスペースをどう使うか、頭を悩ませているご家庭も多いのではないでしょうか。

家具の選び方や配置は、快適さを左右する大きなカギとなります。なるべく部屋を有効に使いたい、広く見せたいというのは誰もが望むこと。そのためのちょっとした工夫を3つ紹介してみようと思います。

まず1つ目は、設置する家具の材質や形状によって、部屋を広く見せるというもの。

例えば、イスやテーブルのデザインは背が低くて丸みのあるものにすれば、圧迫感が減ります。テーブルの角がないものを選べば、小さなお子さんがいるご家庭では安心ですね。イスは肘掛けのないタイプにすると、見た目もスッキリします。

2つ目は、白い壁に白い家具など、壁と家具をワントーンで揃えてみるテクニック。空間が広く見えるのでおすすめです。何か色物を使いたい場合は、家具をナチュラルな木製にし、クッションなどの小物でアクセントをつけると全体がまとまります。

最後は、鏡を使って部屋を広く見せる方法です。大きな鏡を壁際に置くことで、室内に奥行きがあるように感じられます。照明を利用すれば光の反射で部屋が明るくなり、窓があるような視覚効果も得られるので、設置する場所を工夫してみるといいですね。

お気に入りの家具を部屋に色々と置きたいところですが、スペースが限られた場所では家具を厳選し、なるべくシンプルにすると開放感が生まれます。

ちょっとしたひと工夫で居心地のいい空間に変えることができるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。(ユ)

Matsuoライタープロフィール
古道具や古着、古民家など“お古”に惹かれるライター。雑誌、webを中心にまちづくり、ものづくり、グルメ、音楽、著名人インタビューなど多ジャンルの取材・執筆を手がけています。生活者の視点で、身の回りの“木”に関する話題をお届けしていきます。

水野 照久監修者
名古屋で創業60年を迎える家具店の代表。2代目代表として約30年「家具は人をシアワセにする」を理念として、木を素材としたいくつかのブランドをプロデュースし、新しいモノづくりにデザイナーと作り手と取り組む。